ナンパ師のUSTを聞いてナンパ師が考えた

先日はてダでナンパブログを書いている高石氏とqqille氏がナンパや女性について語るUSTが放送していた。両人の見識の高さが伺える放送だったので全て聞いたうえで、興味を持ったやり取りを抜粋して私なりの考えを書いてみます。
そんなエントリーです。

USTでは進行を務めるライターの小野氏、ナンパ師の高石氏、qq氏が女性やナンパについて語っている。
残念ながら2017年10月現在この貴重なUSTは消えてしまっている。

目次

ナンパ師が顔出ししている

高石氏「ナンパ師の顔出しはナンパ塾やナンパアカデミーだとタブー。彼らは顔出しする事でナンパができなくなると思い込んでるから。今までのナンパビジネスを展開するカリスマナンパ師のやり方は、ナンパは社会的な悪だという点が前提。そうじゃないところでやるのも可能だと実感してる」
qq氏「僕も特に顔出してバレてナンパできなくなるのが、大きなデメリットでそれ以外は特にデメリットはない」
5:00ごろ

今までナンパ師が顔出してるのを見たことあるだろうか?私は無い。世間的なナンパのイメージがネガティブな事に対して、私はブログやTwitterで発信する事でそのイメージをポジティブなものに改善できないものかと一年近く模索し続けてきた。

なぜかと言えばナンパのイメージが良くなれば、もっとナンパしやすくなるのかなと思うから(笑)そんな矢先に彼らの顔出しUST。これはナンパ界の革命である。

少なくとも私が非ナンパ師なら放送を見て彼らの見た目や語り口で、”ナンパ師ってただのアホなチャラ男じゃないんだ”と思う気がする。また顔を出している事で説得力も増す。
このUSTは世間のナンパに対するイメージを変革できる可能性がある。そんで池面かよ。ちきしょう。

ナンパ師はどんな子に声かけるのか

小野氏「好みの人に声かけるの?」
qq氏「はい」
小野氏「外見が重要?」
qq氏「外見が重要です」
高石氏「外見以外に判断する要素がない。でも外見から得られる情報がある。そこから声かけるかどうか判断する。別に見た目が整ってるかどうかっていうわけでもない」
12:00ごろ

これは激しく同意。見てくれが可愛いかどうかももちろん大事。声かけたらどう反応しそうか表情や動きなど外見から察する。その中で自分にとって+の反応をするであろう子に声をかけるわけだ。例えば歩くペースが遅いとか何かぼやっとしてるとか。当然それは外れる場合もあるし当たる場合もある。

でも経験値が多いほうが”こういう子に声かけたらこういう反応をした”というようなデータが蓄積されるから判断の精度は上がると思う。うんうん。

ナンパ始めた頃にナンパ師が感じたこと

高石氏「本当に話しかけてセックスとかできるのって思うじゃん?それがあっこれできるんだと思って初めての時は意外だった」
qq氏「ナンパで感動するのが”ダメ”って言ってる女がダメじゃないんだってことがわかったとき。めちゃめちゃ感動する。嘘かよって(笑)なかなかそれって冒険しないとわからない事」
27:00ごろ

確かに私もナンパを始めた頃はナンパで番ゲ(女の子の番号をゲットするの略)とかセックスとかそんな事あるのかな。てか超絶イケメンじゃないと無理でしょ?ぐらいに思ってた。

ナンパから初めてセックスしたくだりも以前エントリーにしたけど、意外にできちゃうんだなって感じだった。

ナンパ師には忘れられないナンパがある

2011年4月14日
嘘をつかれることに感動するにも身に覚えがある。「えー帰るよー」とか「今日はしないもん」っていう女性の発言が、嘘(言い訳)が多いと知る。もし多くの女性と接してこなければ、今でも上記のフラグ系発言を真に受けて私は総スルーしていると思う。(もちろんフラグじゃない場合もありますw)


そしてqq氏の呟きよろしく実は昔モテてたんじゃない?と悶々としながら今になって回顧するのである。

ナンパ師がよく使う即系って?メンヘラって?

高石氏「即系の人ってとにかくセックスしたいんじゃなくて”まぁいいか”みたいな感覚なんだと思う」
qq氏「その1回を逃すと出来ないですよね」
高石氏「そうその時の”まぁいいか”なんだよ」
小野氏「それはメンヘラとかメンヘラとかじゃないって関係ない?」
高石氏「即系の人はメンヘラの可能性が高いけど」
小野氏「メンヘラの女の子ってどんな感じ?」
qq氏「メンヘラは自分の中で2種類ある。”えーわかんない”みたいなリボンを括ってるようなふわっとした女の子。もう1つのメンヘラの類型はすごいしっかり話す人。社会的ないい子ちゃんの真面目。でも心に溜め込んだものがある人。そういうメンヘラもいる」
52:00ごろ

確かに即系(即はナンパしたその時にセックスする事。即系はそういう雰囲気を持った女性)はその時1回に限り有効でナンパ時に好感触でも、番ゲで済ませて後に連絡したら連絡取れないケースが多い。

また即系≒メンヘラ系(私定義だとメンタルが弱い感じの女性)という意見に賛同。それが外見や雰囲気に現れているかどうかの違いだと思う。qq氏の言うメンヘラ系の前者はナンパ師ならわかると思うが、The即系みたいなちょっとずれた外見や雰囲気。私の言葉だと街の雰囲気から浮いてるような女性。

後者は社会的なポジションがあってかなくてか、外見や雰囲気はパッと接した分には普通の常識人。でも心の中は前者のそれと同じようなメンヘラを抱いてるパターン。見た目では判断難しいからそれを見分けられるかどうかは、ナンパ師としての実力が問われる所と考えられるし、たまたまナンパした相手がそうだったというラッキーケースもある。

ようは依存しやすい体質でどこか寂しがり屋な自分を持て余してるような女性は”まぁいいか”と簡単に股を開くんだと言う事を非ナンパ師の読者の方は認識頂いたらいいと思う。しなくてもいいと思う。

ナンパの成功指標はセックスでも幸せなわけじゃない

小野氏「ナンパの成功の指標は」
qq氏「セックス」
高石氏「ナンパ師としてナンパの成果を示すときはセックス。でもそのセックスは凄く嬉しいわけじゃない」
qq氏「セックスが一番客観的な指標として優れてる」
高石氏「その入口に入ったかどうかで心の問題ではない。それは世間のナンパのイメージにナンパ師が寄り添い過ぎてしまった部分がある」
qq氏「セックスできるぐらい相手が食いついたと思ったら、セックスしなくていいやと思ってた時期もあった」
高石氏「周りの評価としてナンパしてるって言った時に、セックスしてるかどうかを気にする人が多い」
qq氏「めちゃめちゃ多い」
高石氏「それぐらい普通の人にとってセックスすることが大事なこと。でもその人は、ナンパしたことが無いからセックスしても全然気持ちよくない。セックスをすることの不愉快さや悲しさを知らないから、セックスの回数に重きを置ける」
1:21:00ごろ

私にも自分なりに数を打ちたいなぁと思ってた時期があった。彼らの言うようにセックスした数が自分の力を誇示できるものだと思ったから。でも表現しづらいが、セックスしても何か空しい気持ちになるセックスをナンパ経由で数回経験してから数に対する執着が失せた。

そして私にとって空しかったセックスは、多分相手の自分に対するベクトルが0に近い状態で(例えば相手がセックスしたかっただけとか)セックスしたものが多かったように思う。

好かれたいとも思ってないけど、自分に大して興味を抱いてない女性と場のノリでしてもそんなに楽しくない。そしてそれは即の時に多い気がする。そりゃそうか。

ナンパ師はナンパされる女についてどう思ってるか

高石氏「女性は自分がはっきり自信を持ってる時に、ナンパされたら光栄な事だと思っていい。自分が寂しい時などネガティブな気持ちの時にナンパされたら、れは即系だと判断されてる可能性が高い」
qq氏「ナンパされたかされないかで自分の価値を判断するととんでも無い事になる。私はイケてる女だと普段から思ってれば気にならないはず」
高石氏「声かけられちゃったってツイートしてる人いるけど(それをツイートしてるお前が)即系だから声かけられるんだよって思う」
1:53:00ごろ

私もTwitterを始めた当初にこの話と同様なツイートをしてる。


こちら側からしたらナンパされたかどうかなんて女性の中でそんな大事だと思ってもみなかった。言い換えればqq氏の発言のようにナンパで自分の価値を確かめるような女性は、少なからず世に存在するという事。だからお前ら即系なんだよ。

これはもっと言及できそうなので”消費される女たち”的なエントリーで改めて書いてみたい。

ナンパ師のUSTを聞いた感想

私の意見も交えて書いてみました。ナンパ師が顔を出して2時間近く談話するなんてまず無いし、彼らのナンパや女性に対する非常に高い見識や鋭い論点が伺えるので、ご興味ある方はまず全編見てみる事をオススメします。

ナンパ師でも非ナンパ師で興味がそそられるコンテンツとしてクオリティは間違い無く高いと思う。

余談ですが私も彼らのやり取りに登場しますのでw

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