台湾でクラブナンパからセックスしたときの話

はじめに

かれこれ5年近く前の話。初めて台湾へ行った私。当時は台湾って中国なんだっけ？独立してるんだっけ？とか、ニーハオ。シェイシェイ。ぐらいの予備知識と中国語レベルだった。友人らと悪ノリで人生初のクラブに行き、初めてそこでクラナン(クラブでのナンパ)を経験する。

その時も連れ出してセックスの手前ぐらいまで行ったし、なぜか日本より台湾で結構モテた事もあり味を占めた私や友人は、数ヶ月後に2度目の台湾旅行に行く事になる。初めて台湾人とセックスしたのはその時の話。

台湾でのクラブナンパ

2度目の台湾旅行。その子とは台北の有名クラブで出会った。彼女は当時27歳の会社員。台北には違う街から旅行に来ていた。大学で日本語を専攻していたらしく片言の日本語が出来た。なので彼女とは日本語とたまに英語でコミュニケーションをした。

2:2でナンパして外に連れ出したりして1:1で喋ったりしたのを覚えている。(台北のクラブは出入り自由が多い)その時は番ゲ(番号交換)だけして別れた。彼女は”私の街にも遊びに来てね！”と言っていた。その話を聞いた友人は笑みを浮かべ一言“台湾人は社交辞令を言わないらしいぞ”

翌日彼女に電話した。アポは彼女の休みの日に意外にもすんなり決まった。

彼女の住む街へ

私は台北に友人達を残しリュック一つで彼女の街を目指した。片言の英語で切符を買い高速バスに乗り込んだ。彼女の住む街は台中という都市。

バスで台北から2時間ほど。日本の地方都市といった風情だった。到着して彼女に電話して台中駅前のコンビニ前で待ち合わせた。そして彼女からヘルメットを手渡される。

え？と一瞬戸惑ったが理解した。彼女と原チャ(2種)2ケツである。(台湾は原チャ台数や2ケツ頻度は日本より圧倒的に多い)恐々しつつ彼女の原チャに跨り駅を後にした。原チャに乗りながら”台湾来て台湾の子と2ケツとは思い出深いなぁ”なんて過ぎ去る台中の街を眺めながら1人で考えてた。

彼女とはその日、イタ飯屋に行ってパスタを食べたり、夜市に行ったりと台中を私に案内してくれた。そして私が泊まるホテルもその場で予約してくれた。驚いたのはそれまで彼女が全て奢ってくれたこと。

悪いと思いせめてワリカンでと何度も主張したが、受け取らなかった。”私の街を私が案内するのだからもてなすのは当然”のようなことを言ってた。台湾の文化かなと思ったが、後から聞くと彼女はどうやら裕福な家の娘のようだった。

初めての台湾人とのセックス

彼女はホテルまで原チャで送ってくれた。自分から誘ったのか何となく雰囲気でそうなったかは、覚えてないが彼女は部屋まで来た。TVを眺めながらイチャイチャしてそのままセックスした。彼女がコンドームの事を”サック”と呼んでいたことや、行為後なぜだか台湾と中国の政治的な堅い話をした事をよく覚えてる。

そして彼女は”母が厳しくて外泊できないから帰る”と言った。(台湾はある程度の年齢の子でも親が厳しいことが多い気がする)見送ろうと部屋の扉の前に来た時、彼女は自分のカバンを探り始めた。何が出てくるのだろうと思ったら香水を出した。？となる私に彼女は香水を振り掛けて”今日は私の匂いをつけて寝てね”と笑って去っていった。

何て可愛いんだろうと思って、その夜はシャワーに入らず床についた。翌日彼女はホテルに迎えに来てくれて、小籠包を食べてカラオケに行った。彼女が歌ってた曲を今でもたまに聴くがすごい懐かしい気分になる。

帰りの駅に向かう途中、土産物屋に連れてってもらい友人に土産を買う一方、今までほぼお金を出してもらった感謝からお菓子と貯金箱的なものを買ってプレゼントした。貯金箱を渡しながら”今度は日本に遊びに来て”と言った。

あとがき

彼女は駅に向かう道中にも、から揚げを買ってくれて、”電車の中で食べてね”と言ってた。お婆ちゃんみたいだ。台北行きの特急電車の切符を買って彼女と別れた。その後電車を待つホームで泣いた。なんで泣いたのかわからない。

彼女に恋愛感情を持ったかと言われると自信は無いけど、情はあったし、もう会えないのかぁと思うと涙が出てきた。今思うとドン引き。正直シチュエーションに酔ってた自分がいたと思う。

帰りの電車内。寝ていると八角(香辛料)の独特な匂いで目が覚めた。視線を横にやると、おじいさんが一心不乱に茹で卵を食べていた。日本では見慣れない光景。”あぁ自分は異国にいるんだなぁ”としみじみ感じた。そして私も彼女から貰ったから揚げを口一杯頬張った。

私は今年も台湾に行く。今年はどんな素敵な出会いが待ってるだろう。

蛇足ですがこの事を2ちゃんでスレ立てして書いてみたらまとめサイトなどで反響がありました。ご興味ある方は探してみて下さい笑。

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