昨年11月。真夜中、豪商のもとに1本の着信。
プルルル「もしもし。え?DeNAのサイトバラシ?あーまた南場パイセンやらかしたぁ?」
この話を取り上げるのは今さら感がありますが豪商だからセーフですが…
浜田「南場、アウトー」
チャンハマ的にも豪商的にも完全にアウトの様子です。ちなみに現在、ミュータントタートルズのテーマを聞きながらこのエントリーを書いています。ティーンエージミュータントニンジャタートルズ。
目次
DeNAのWelqの何が問題だったのか
DeNAと言えば南場智子会長(以下南場パイセン)と愉快な仲間が立ち上げモバゲーで成り上がった、いわゆるひとつの巨大豪商インターネッツ企業です。南場パイセンっていうのは、一言でいうと日本のネット業界で最も有名なおばさん経営者でして、昨今ではベイスターズのオーナーとして一般層への知名度を上げたのではないでしょうか。
しかし今回のWelq問題についての1件は完全に豪商の風上に置けませんね。世も世もなら豪商裁判にかけられ南場パイセン以下、経営陣はさしずめ斬首でしょう。この豪商も激オコですよ。あと池田、俺はお前だけは絶対に許さない。
経緯は知っている方も多いでしょうから彼らが犯したことを改めて書きませんが(知らない方はコチラ)すごく簡単に説明すると、まるで工場のようにウェブサイトの記事を大量生産していたわけですね。
有益な記事を大量生産していたのなら、それはそれは素晴らしいことです。しかし、Welqというサイトが扱う医療・健康というセンシティブなジャンルにも関わらず、どこぞの馬の骨ともわからないライターに他サイトのパクリの内容でシコシコとSEO(Googleなど検索エンジンで上位表示する手法)に強いだけの記事を書かせ、内容が本当か嘘かもよくわからない謎メディアを展開していたのです。
あろうことか、Googleの検索エンジンが感知できないレベルのパクリ(彼らいわくリライト)のマニュアルまで存在し、ライターたちに指南していたというんだからたまげたものです。それもWelqだけでなく、他のサイトでも同様のことをしていたそうです。私がマスオさんならえー!?とか言いながら火星あたりまでぶっ飛んでいきそうです。
豪商の私が思うことは(認めたくないけど)日本のネット業界を代表する上場企業がチマチマときたねーことやって小銭を稼ごうとするんじゃねぇよってことです。お前らそのへんの野良アフィリエイターかよwもしくはウェーイみたいな大学ノリの新興ベンチャーかよww
Googleと我々ユーザーを欺く言うなれば「スパムサイト」を作って集客して小銭を稼ぐっていうのは、どっからどう考えても大企業がやるような事業じゃありません。もうね、発想がちまい。びっくりするほどちまい。経営陣は元マッキンゼーだかボッキンゼーだか知らないけどOIE☆Gayはガチャとスパムしかないんかwwカスwwゴホゴホ。
チャンネーは欺けてもGoogleだけは欺けない
Googleを欺くSEOと言うのは常にいたちごっこでして、過去にはワードサラダと呼ばれる機械的に生成された無意味な文章で構成されるクソサイトを量産し、そのクソサイトからGoogleで上位表示したいサイトにリンクを集める手法が流行りました。ようするに汚いやり方です。
ワードサラダがGoogleを欺くスパムの第一形態だとすると、DeNAは人力を駆使したスパムの第二形態です。しかし、Google大先生は第一形態であるワードサラダを見逃さず最終的に駆逐していきました。ちなみになぜセルってブサメンの第二形態から急にイケメンの第三形態になったのでしょうか。Oops…話が逸れました。
南場パイセンのご尊顔。
DeNAのやり方も現時点でのGoogleに対して有効な「スパム」なだけであって、この先はどうなるかわからなかったはずです。むしろGoogleのことだからDeNAのサイトは信用の低いサイトであると認識される可能性のほうが高いでしょう(そうなるとGoogleの検索順位は一気に低下する)
これだけは言わせて欲しい。ネット上にクソみたいなコンテンツまき散らすなよ!いやクソみたいなコンテンツはまだいいよ、そのくせGoogleを欺いて上位表示してくるのはシンプルにユーザー目線で目障りだよw
Web上にクソをまき散らしておいて、ぼくたち私たちのGoogle大先生の検索を工場排水のように汚染しといて、あろうことに採用ページには「世界に驚きと喜びを」
は?(威圧)
お前らが与えたのは世界に驚きと喜びじゃなくて「Googleにスパムコンテンツのうんちを」だろ。そう思いません?南場パイセン?ああん?ちなみに豪商の私がまだユニバーシティースチューデントで就活していた頃の彼らのキャッチフレーズは「あなたのトンガリは何ですか?」的なやつでした。俺のトンガリはマイリトルサンだぜバーロー。服部「せやかて工藤!あかんて南場!」
—–以下回想シーン—–
某D○NAの説明会にて
ちなみにこのWelq問題はサイバーエージェントとか言うヤリサー出身の実務責任者・村田マリパイセンとかいうやり手ババアを具現化させたような存在が、一枚も二枚も噛んでおりましてDeNA社長のおじさんにキスして自分が運営するメディアを売り込んだっていうから驚きです。(なお村田本人はシンガポールあたりで雲隠れしている模様)やっぱり世界はバカとエロで構築されてるわ。おキスの1つや2つで仕事が取れるなら私も南場パイセンにディープキスの1つや2つぐらいするんで仕事回してくれないかなぁ(ク◯ニはNG)
村田マリパイセンのご尊顔。
まるでやり手ババアが人間の皮を被っているようだ…!!
ビジネスは邪道に逸れるな王道をいけ
豪商として思うことはビジネスにおいて、なぜズルをすることに精力を傾けてしまうのかということです。ズルをして金を儲けるのは短期的には良いかもしれません。確かに事業にはキャッシュが必要な時もあります。
しかし彼らのような潤沢なキャッシュを持った(おっとこれもコンプガチャのグレーゾーンで稼いだあぶく銭だった)大企業であれば企業を存続させるため中長期的な視野で事業を営む必要があります。あまつさえ、自分たちの影響力の大きさすら考えず、グレーなラインで場当たり的に儲けようという魂胆が全然いただけません。
ズルするリソースを、なぜ王道を突き進むために使えなかったのか。本当にバカとエロしかない企業なんだろうなって。先にも挙げましたがDeNAは既にコンプガチャ問題でエロイーカード、いやいやイエローカードが1枚出ている状態でして、今回で2枚目退場なわけですよ。さよならですよ。アディオス!ナンバ!
日本のネット大企業がこんな体たらくだから、日本からはいつまでたっても、いつまでたってもGoogleとかSkypeとかUberみたいな革新的で世界中から注目集めるインターネッツ企業が出てこないんじゃないでしょうか。一体全体、DeNAのDeNAはどうなってるんですかねぇ。
豪商の道は常に清く、正しく。邪道を突き進む労力があれば王道を突き進め。急がば回れ。