台北の夜、ナンパ師は恋をする。後篇

Day2.赤い実がバーストしそう//

この日は昨晩のお相手リビーが有給を取って観光に付き合ってくれるとの事。
来台前のメールで既にこの観光は約束していた。今となれば男女の仲の我々だがナンパ時もおぼろげレベルの私と、仕事休んでまで観光とは相変わらず台湾人のヌクモリティはすごい(確信)

お昼に彼女と待ち合わせ。うん。可愛い。クラスで2番目に可愛い子ぐらい可愛い。一緒に駅へ向かい切符を買う。電車の時間までブラブラ。
(´∀｀)「あ！スタバ！あれ日本の会社なんだよ〜」
(*ﾟーﾟ)「え！？マジで！？」
(´∀｀)「うっそーｗｗ」
(*ﾟーﾟ)「んもうー」
なんてキャイキャイしながら楽しんじゃう日本人男性約1名。

私のリクエストで駅弁とビールを買って特急電車で2人で頬張る。あー旅行って楽しいー。とかうめーとか言いながらガツガツ駅弁食べる私に微笑む彼女。目的の観光地は日本人観光客がいっぱいいた。帰り道。3人組の日本人女性が地図の看板眺めて困っていらっしゃる。

(´∀｀)「May I help u？」
同胞に英語オンリーで牙をむけちゃう畜生系ナンパ師。台湾人カップルという設定ｗ
(*ﾟーﾟ)(*ﾟーﾟ)(*ﾟーﾟ)「くぁwせdrftgyふじこlp」
(´∀｀)「Whats？」
(*ﾟーﾟ)(*ﾟーﾟ)(*ﾟーﾟ)「わーわーわー」
いきなり英語で話しかけられた日本人女性達ｱﾜｱﾜでワロタｗｗ英語オンリーで道を教えてあげる。日本人が去ったあと彼女と2人で爆笑ｗ
(*ﾟーﾟ)「なんで日本人なのに英語で喋ったんだ？ｗｗ」
(´∀｀)「いたずらーｗｗ」

今度はバスに乗って夜景の綺麗な街へ。普段お外ではイチャこかない私ですがこの日は終始イチャイチャｗバスでほっぺにチューとかし始める始末。
すいません20代半ばのいい歳した男が本当すいません。でも楽しいんです//

(´∀｀)「(ﾁｭｯ」
(*ﾟーﾟ)「！？！？」
(´∀｀)「ん？なんだ？」
(*ﾟーﾟ)「んもうｗ」
可愛い彼女のせいで完全に牙が抜けた丸腰の日本人ナンパ師約1名。カニを食べたり夜景を眺めてイチャイチャしたり、台北の街に戻って夜市へ行って謎な食べ物を食わせられたりｗ

過去に台湾で色んな女性と色んな時間を過ごした。それはどれも素敵な時間だったと断言できる。でもひとつ言える事はこの日が1番素敵な時間だったという事（照）そして仲良くホテルに帰りおセックス。

(;*´д｀)「今日は下の方ハオチーしていいかな？」
(*ﾟーﾟ)「ダメだよぉ〜」
(;*´д｀)「んもう辛抱ならん！！ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ」
(*ﾟーﾟ)「ああーん♥」
本当は朝まで一緒にいたかったが彼女は翌日仕事なので帰っていった。
(*ﾟーﾟ)「今日は私にたくさんの初めてをありがとう」
彼女が帰り際そう言った時、私は思った。ああこれはまずい。赤い実はじけそう//

台湾人でいや日本人含めてもこんな楽しい子は初めてかもな。深夜の暴走タクシーで流れゆく夜の台北の街並みを眺めつつ、そんな事を考えていた。え？どこに行くかって？ちょっとclub街へ残党狩りに(小声)

彼女と1日遊ぶ→幸せなおセックス→彼女帰宅→3時か…→おしワンチャン行くか！平日だがclub街にはちょいちょい人がいた。景気づけにスミノフ飲んで徘徊開始！台湾来て幸せなおセックスだけじゃコアな読者諸兄が物足りねーんだよｗ1人でいる子はいないのでグループにガンガンブッこんでくｗｗ

【悲報】さっきまで彼女にデレデレしてた私一瞬で狩人に戻る

(´∀｀)「Hi Im Japanese！」
(*ﾟーﾟ)(*ﾟーﾟ)「oh I see」
(´∀｀)「me looks like boy！？」
(*ﾟーﾟ)(*ﾟーﾟ)「a~ha」
(´∀｀)「NO！ Im girl(甲高い声で)」
(*ﾟーﾟ)(*ﾟーﾟ)「…oh haha」
m9(^Д^)ﾌﾟｷﾞｬｰｗｗｗｗｗｗ

深夜の台北の空気を凍らせながら片っ端からナンパするも決定打が出ない。いやいやせっかく包まれたおセックスして幸せに眠れるところを、わざわざまた準備してアルコールで老骨にムチ入れナンパしてるんですよ！？これは番ゲ(番号ゲットの略)でもしなくちゃ帰れない理想はお餅(持ち帰りの略)

おっ！ベンチで暇そうに座ってる3人組ﾊｹｰﾝ！
(´∀｀)「それうまいかー？」
(*ﾟーﾟ)(*ﾟーﾟ)(*ﾟーﾟ)「おいしいよ」
(´∀｀)「(指さしながら)このお店の名前知ってる？」
(*ﾟーﾟ)(*ﾟーﾟ)(*ﾟーﾟ)「GODIVAだろ」
(´∀｀)「No Noゴッ↑ディーバッッ！！」
(*ﾟーﾟ)(*ﾟーﾟ)(*ﾟーﾟ)「プゲラｗｗ」
変な言い方も外人ナンパの常套手段だから皆メモな。ソースは私。うち1人に狙いを定め和む。

(*ﾟーﾟ)「私日本好きなんだー前に行ったのーココ！(iPhone見せながら」
(´∀｀)「花見…？小路…？ドコ？」
(*ﾟーﾟ)「えー知らないのー(ｶﾞｯｶﾘ」
(´∀｀)「あぁ祇園！？」
(*ﾟーﾟ)「そこそこー！」
私が台湾人より台北に詳しいように()彼女もきっと私より京都に詳しいんだろう。そうだ京都へ行こう。

(´∀｀)「とりま日本に来るときは俺に連絡しろな！」
(*ﾟーﾟ)「いいよー＾＾」
で番ゲ。死ぬほど眠いし残党もほぼ帰ったので彼女らに別れを告げホテルへ。てか私よく考えたら祇園とか行った事無いんですけど？(半ｷﾞﾚ)帰りのタクシーで流れゆく夜の台北の街並みを眺めつつ、そんな事を考えていた。

day3.台北の夜、ナンパ師は恋をする。

日中はブラブラしつつ観光。今晩リビーとは彼女の仕事後に会う約束をしてる。あまりの楽しみっぷり今日の出来事をあます事なく彼女に伝えたい私。メモに彼女と話したいリストを作り始める始末…ｗ
これはもう完全に赤い実バーストしておりますわｗｗ

私もケツの青い頃は海外映画のラブシーンを見て簡単に口説き過ぎww簡単に落ち過ぎwwとか思ってましたがパッションさえ合えば、そういうもんだって今思える私は大人になりました。どうしようこれ本当の恋かも。台北の街角から愛をこめて。

— 豪商クラトロ (@clubtropixxx1) January 31, 2013

前回遠征時に抱いたスージーから今晩も会えないの？あなたのキスが恋しいの！と熱心なメールを頂く。前回二晩を共に過しそれから半年以上もスージーとはメールしてきた。夜の相性グーバチだった彼女とは私サイドとしても再戦希望だった…。

だが私にはどうしても今一緒にいたい子がこの台北にいるんだ。許せスージー。日本男児には貫かなきゃいけない時があるんだ。それがSAMURAI JAPANと呼ばれるゆえんなのだよなお観光しつつふらりとナンパはしている模様ｗ

(´∀｀)「(ノド渇いたな…)ジュース屋さんドコにあるかおせーて！」
(*ﾟーﾟ)「この道まっすぐ行ったとこだよー」
(´∀｀)「ところでｵﾈｰｻﾝ俺とタピオカミルクティー飲まない？」
(*ﾟーﾟ)「ええｗｗ」

(´∀｀)「ﾃｸﾃｸ」

女の子がつまづいてよろける。
(´∀｀)「Take care！！」
(*ﾟーﾟ)「！？！？」

ニーハオ…ども…俺みたいなナンパ師で台北の街角でご機嫌にナンパしてる野郎、他に、いますかっていねーか、はは 今日の日本人の会話寒いわー とか もう1月終わるーとかま、それが普通ですわな かたや俺は台湾人の彼女見て、呟くんすわ I crazy for u.恋してる？それ、誉め言葉ね

— 豪商クラトロ (@clubtropixxx1) February 1, 2013

観光したりナンパしたり土産買ったり彼女へのプレゼント買ったりしてるうちに夜に。今晩は一緒に美味しいお粥でも食べいこーかなー(ﾙﾝ 彼女からメールが入る。

(*ﾟーﾟ)「ごめん今日ちょっと仕事遅くなる〜」

しょうがない。じゃあ1人で食いに行くか。マジつらたん。それにしてもなんだろうこの不安な感じ。旦那の帰りを待つ新妻か私はｗｗ(ガツガツ食いながら)有名なお店だけど彼女とじゃなきゃあんま美味しくない。

そんな時彼女からメール。
(*ﾟーﾟ)「終わったよー今晩は一緒に泊まってもいいかな？」

(´∀｀)「もちろん！俺もお前と一緒にいたい」
(*ﾟーﾟ)「じゃあ1度家帰って荷物持ってくね〜」
私はナンパ師だ。ナンパ用語で言えば彼女は準即(初めてのアポでおセックスすること)した既存(既におセックスした人)既存と会うのにこんなにテンション上がるなんておかしい。彼女と会えるとなった途端しょぼんだった私がｳｯｷｳｯｷになるなんておかしい。神様は創りかけて止めてしまった。こんな気持ちわかんない全然。

―そうかこれが、本当の恋ってやつか。

不特定多数とのおセックス展開を期待してくれてるコアな読者諸兄すまない。抜いだパンツはもう履いてくれ。そしてしがないナンパ師にこの時だけは恋させてくれ。

メシ屋の帰り道。小田和正大先生の「ラブストーリーは突然に」を柄にもなくスキップして熱唱する恋してる系ナンパ師約1名ｗ君のたーめに翼になーる♪君を守り続けるー♪

―台北の夜、ナンパ師は恋をする。
http://twitter.com/clubtropixxx1/status/29701684507509964

彼女と落ち合ってバーへ。
(´∀｀)「良いニュースと悪いニュースがあるんだ！」
(*ﾟーﾟ)「どうしたの？」
(´∀｀)「悪いニュースは今日お前といれなかった事。良いニュースは今お前といる事。」
(*ﾟーﾟ)「んもう//」
今日の出来事を口パクパクさせながら夢中で彼女に話す私。息をするのもめんどくせぇｗニコニコ聞いてくれる彼女。テーブル席だっただがテーブルの上で手を繋ぐ。こんなのも今までで初めて(照)

ホテルへ一緒に帰り2人で素敵な時間を過ごした。イヤホンを片方ずつつけて東京ラブストーリーをかけ歌詞を口で英訳する私。
(´∀｀)「これってまるで僕らの歌だろ。台北ラブストーリーだ！ｗ」
(*ﾟーﾟ)「あのclubで出会えた運命に感謝しなくちゃね」
寝不足で眠かったのに全然寝たくなかった。でも彼女と寝るのは初めてだったので嬉しかった。よーしパパ朝まで腕枕しちゃうぞー＾＾
時が止まればいいなって真剣に思えた//

楽しい時も必ず過ぎる。明くる朝、彼女はエアポートバス乗り場まで送ってくれた。バスまで時間があったので2人で公園に行きコーヒーを飲む。別れの時を惜しんだ。今までのどの台湾女子との別れよりもマジつらたんだった。私はiPhoneを取り出し彼女に向ける。
(´∀｀)「動画撮るわーｗ」
(*ﾟーﾟ)「えええｗ」
(´∀｀)「俺の大切な思い出、忘れたくないんだこの時を」
女の子を写真にだって普段は撮らないケド彼女を忘れたくない一心で動画を撮った。

(´∀｀)「Oh cute！cute！」
(*ﾟーﾟ)「ｗｗ」
(´∀｀)「u miss me〜!?」
(*ﾟーﾟ)「yeah//」
後ほど動画を見たらさすがの私も自分のｳｷｳｷっぷりにひいたｗ
ちなみにiPhoneで撮ったこの動画を見たのはそれが最初で最後になる…それはまだ先のお話ｗ

(´∀｀)「ありがとうな本当に楽しかった」
(*ﾟーﾟ)「うんあなたに会えて本当に良かったよ」
(´∀｀)「ﾁｭｯ」
(*ﾟーﾟ)「えへへ」

バスは走り出す。台北の街と彼女からどんどん遠ざかっていく。(ちなみに私は4日後台湾にいますﾎﾞｿｯ)腕枕した右腕に微かに残った痺れを懐かしく感じながら彼女との思い出に浸っていた。そんな中彼女からメールが入った。
(*ﾟーﾟ)「バスの中で弁当食べても平気だったか？」

いやバス乗る前弁当買ったけどもｗそこはmiss uとかにしとこうよｗｗ私は今まで何度も台湾に訪れその度に色んな事があった。その中で一介のナンパ師である私が台北で恋に落ちる時があってもいい。

―台北の夜、ナンパ師は恋をする。

次回予告

最愛の彼女に別れを告げ向かうのはベトナムホーチミン。
悪友と合流してナンパし倒す！！が…そこは食うか食われるかの戦場だった…！！果たしてベトナム人とのおセックスなるのか！？
ベトナムナンパ編こうご期待！

ベトナムにナンパしに行ったらこうなったvol.1開戦

2013年4月3日

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