3ヶ月に及ぶLAでのナンパライフが幕を閉じた。ナンパバイブル「The game」と同じ舞台で「The game」とは程遠い1人ぼっちのプロジェクト・ハリウッド。公家シンジさんと主宰した年末年始のLAナンパツアーは私主導で場所をLAに決めさせてもらった。
香港/パタヤと続いたナンパツアーシリーズの最終回には、難易度の高いであろう場所が相応しいと思えたし、ナンパキャリア総決算としてPUAの聖地・アメリカで勝負してみたかった。最後の聖戦と自分に課して戦うことにした。
結果、ナンパツアーではおセックスすることができなかった。「出資を募っておいて坊主かよ」っていう厳しい声も「お疲れ様でした」という生ぬるい励ましも錆びたナイフで私の心をグサグサ刺した。悔しい。その思いで私はLAに居残り最後の聖戦らしく可能な限り戦うことを決めた。3ヶ月に及ぶ生活でナンパからおセックスすることはできなかったけど、セックスという定量では測れないほどの成長を実感している。
LAという土俵やカルチャーにも困惑した。アジアの大都市のように人で溢れかえっている場所もない。それとナンパやアポでの移動という観点で車が必要だった。言い訳する気はないけど、世界各都市を周った身として客観的に見てナンパに適した街ではなかった。
それから見知らぬ他者が気軽にコミュニケーションを取り合うカルチャーもそうだ。ナンパしやすいと言えばそうだけど、彼女たちは他者とうわべのコミュニケーションをして上手くいなすことに明らかに長けていた。彼女たちにとって見知らぬ男と少し話して番号を交換することは、日本のそれと違い小さい出来事だった。いくらバンゲしてもムダだ、ナンパしてもムダだと一度も思わなかったと言えばウソになる。それでもめげずに戦った。
加えて彼らのナイスカルチャーへの適応も難しかった。LAでは誰もがナイスに振る舞うが、そのナイスさは私の定義するナイスと違い迎合することをためらった。私基準では誰がニセモノで誰がホンモノか把握することがままならなかった。彼女らのうわべのナイスを取っ払って心と心が通いあう深いコミュニケーションができたらよかったが、叶わなかったのはナイス文化の違いかもしれないし力不足だったかもしれない。
しかしそういった環境下で諦めずに戦ったこと、それから外人に対して怖がらず攻撃的にもならず精神的にフラットに対峙できたこと。これは自分自身誇れることだ。参加者やシンジさんには申し訳ないが、振り返ってみるとLAツアーではまだまだ環境やチャンネーにビビッていた節があった。そこから自分はLAで性的弱者であると認め、英語に向き合い、アプローチの手法に向き合い、様々なルーチンや和みネタを考案して実戦に投下し続けた。
LAではターゲット自体も少ないし、打率が低い私は打席に立ち続けるしかないと、昼はストリートに夜はClubへと繰り出した。そして最高の仲間たちである現地PUAとも一緒にナンパした。ハリウッドのショッピングモールで日本人観光客が歩いている横で、外人チャンネーナンパしている日本人とか最高にイカれてると思わない?
日本で日本人同士のナンパコミュニティに属しているナンパ師は腐るほどいるだろうけど、アメリカで現地PUAのコミュニティに属していたのは日本人PUAナンパ師として私が初めてだろう。
ナンパ観点では3ヶ月で加速度的に成長したと思うけど、悔いが残るのは最後までアメリカ人というものを掴みきれなかったこと、それから多くの女性を魅了できなかったことだ。成長をしてもなお私は未完成で発展途上だった。3ヶ月で約40バンゲしてもおセックスできなければ仕方ない。
それでも私はLAという地に3ヶ月ナンパ留学さながらにナンパしたこと、現地PUAのコミュニティに入って外人ナンパ仲間を得たことなど、日本人PUAとしてパイオニアと言っていい体験をしてきた。これは自分の人生にとって素晴らしい財産になる。
このLAで養った力を次にいつ活かす時が来るかわからないけど、私は世界の舞台でナイスなチャレンジャーであり続けたい。
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ざっくりアジェンダ
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・現地PUAから学んだ海外ナンパのベーシック実践例
・外人チャンネーとの英語和みのヒント
・グループセオリーと主導権の考え方
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※内容は一部変更があるかもしれませんので、予めご了承下さいませ。
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