日本人ナンパ師が3ヶ月LAでナンパして学んだ11の大事なこと

LAでの3ヶ月に及ぶナンパ留学が終わりました。ナンパからのおセックスはノーゲットでしたが、性愛弱者であった私がアウェイの地でナンパにコミットしたことで本当にたくさんのことを学びました。学びの中で日本と同じようなことだと再認識したものもあれば、完全にアメリカに寄り添う必要がありカルチャーショックを受けたこともありました。それでもLAで円滑にナンパをするため、成長するために全てを吸収しようとした次第です。文末にセミナーの告知もありますので併せてどうぞ。

目次

1.いかなる環境でもビビらないハート

海外ナンパの問題点においてメンタルはかなり大きなウェイトを占める。メンタルさえ問題なければ言語や文化の違いっていうのは些細な問題に過ぎない。反面、メンタルで負けたら何も上手くいかない。一見、簡単なことに感じるけどアジアで鳴らした私でもドイツで初めて白人ばかりのClubに行った時はビビった。人というのは不思議なもので、楽しそうにしてれば人はよってくるし楽しそうにしてなければ、人は寄ってこない。いかなる環境でも楽しく振る舞う重要性をLAのゲイ箱で教えてもらった。ナンパは1に元気。2に元気。3,4がなくて5に元気。

2.英語での並行トーク

我々非ネイティブスピーカーは英語を話しながら何かを行うことは難しい。それが単純に歩くという行動を伴った並行トークだとしても。相手が動いている場合、会話の中でより早い反応が必要になる。今までの海外ナンパでの対象はほとんどが”座っている”女性ばかりだった。しかしターゲットの母数が圧倒的に少ないLAでは、座ってるチャンネーを持っているほどの余裕はない。必然的に歩いているターゲットに対してのアプローチが必要だったし、訓練することで英語での並行トークもできるようになった。気をつけていたのは強いアテンションを集めることとシンプルなやり取り。

3.相手の文化に寄り添った和みネタ

私はアメリカの楽曲や映画、ハリウッドセレブなど詳しいほうではないけど、言葉の端々でアメリカ文化ネタを織り込んだ。例えば自己紹介時に使っていたマライア・キャリールーチンはツカミ率100%を誇っていたし、バンゲ時に叩きこんだカーリー・レイジェプセンルーチンもワークした。それから「あれ?彼女酔っ払ってる?映画・ハングオーバーみたいになっちゃう感じ!?」などアドリブでアメリカ文化ネタも織り込めるようになった。不思議なことにアメリカ文化ネタは明確にウケた。

4.無数に開発した英語の鉄板ネタ

日本語であればいくらでもアドリブで笑える和みネタを繰り出せるが、私の英語力ではアドリブにも限界があった。だからこそ英語でのテンプレ鉄板和みトークが必要だった。実戦でいくつものネタを投下してトライ&エラーを繰り返し、どのネタがウケるのかを実験した。突拍子もないネタよりは会話の流れで繰り出す鉄板ネタが効果的だ。「ゲイ箱で友達だったスウェーデン人イケメンが実はゲイで誘惑された」ルーチンなんかは間違いなくウケた。それからツッコミ不要のシュールっぽいアメリカ人が好むネタも研究した。こうして鉄板率の高い和みネタを実戦で繰り出せるようになった。

5.スキンシップ

アメリカでは出会った他者とハグをするのは至極普通。日本人でありストリートナンパ出身の私としては”出会ったばかりのチャンネーとスキンシップをすること”は今まであまり得意ジャンルではなかった。そのため、アメリカのハグカルチャーに馴染むためハグルーチン(これはLAナンパツアーで)、グループハグルーチンを開発した。それからハイタッチルーチンなどなど。慣れたら問題なく繰り出せるようになった。スキンシップは私の提唱するCPS(おセックスに1番近づくには身体的に近づくこと)を満たす。それと例えば移動時に肩を抱く、手を繋ぐという女性をリードすることで主導権を握るうえで多いに役立った。スキンシップの重要性を再認識した。

6.コックブロックの扱い方

アメリカのClubは大体2人以上のグループで来ている。女2人組もいないわけではないけど、すごく珍しい。つまり男女グループでいるのが普通だ。グループで来ているとその分だけカオス変数が高まる。アメリカPUA用語でせっかく女と和んでいる時に邪魔してくる奴を男女問わず”コックブロック”と呼ぶ。コックブロックに遭遇してUZEEEEEEEってなったのも1度や2度じゃない。時に弾いたり、いなしたりしてコックブロックの正しい扱い方を学んだ。コックブロックとただの連れの境界線は”邪魔をする悪意がある”かどうかだ。どう対応するにしてもコックブロックに対しては毅然とした態度で応じなくてはならない。それがガチムチな男だったとしても。

7.グループセオリーの重要性

これはThe Gameなどでミステリー先生も口を酸っぱくして言ってたこと。上記で述べたように彼らはグループだからこそターゲットを仕留めるには、グループに入っていかなくてはならない。その中でどうグループを利用するか、どう認められるか、どう主導権を握ってターゲットをかっさらうか実戦を通して経験した。失敗すると自分が華麗に弾かれるハメになるので、絶対に負けない気概が必要だ。日本人PUAは往々にしてこういう状況をあまり経験してきていないので、上手くできない人が多いだろう。複数名が絡むシチュエーションこそ英語力が重要だけど、英語力より更に大事なものがあった。そしてアメリカでは主導権を握れる男が好まれる。

8.現地PUAのウィングマンを務めた対応能力

コンビナンパをした時、現地PUAが複数名を相手していた時はウィングマンを務めた。時に相方のことを女性たちに良い印象を持たせるように紹介したり、時にとにかく話まくって自分担当を引きつけたり、時にスイッチをして担当を変えたりしながら。英語での2:2ナンパの対応能力は上がったが、複数名が絡む”打診”だけは難しかった。それは英語力で不利である以上、”打診”という繊細な状況で空気(会話)を乱したら場を台無しにしてしまう。だから私は現地PUAに対して明確な線引きをする。”打診”は彼らのゲームメイクに従うことにコミットした。そして場の空気を下げないように全力で乗っかることを心掛けた。

9.現地AFCにナンパを教えて得た自信

イベントで一緒になった白人のAFCと一緒にバーでナンパした。アメリカ人で英語は普通に話せるくせにナンパした子と何を話したらいいかわからない、とか一丁前にAFCの発言をしやがった。おい!こっちは圧倒的不利の中戦ってるんだぞ!「”このへんで良いバー知らない?”って話しかけてとにかく話しまくれ」とアドバイスをした。彼はバンゲできてすごい嬉しそうだった。どこの国でもナンパもAFCも大して変わらないと感じた。本質的にナンパに必要なものは気合いだったり、元気だったり単純なことだ。アメリカで結果は出てなくても少なくともアメリカ人AFCよりは戦えてるという自信にもなった。

10.女性の言動を注意深く洞察すること

英語では女性が話していることが100%理解できない私にとって不可避な進化プロセスだった。相手の行動を見て、自分がどんな言動を心掛けるべきか。私はアイドンケア型タイプの人間で、他者を観察することは少し弱かった。今まではそれでも問題なかったかもしれないが、LAで性愛弱者である私は女性とわかりあえるためには、その女性のことを観察して知る必要があった。そういった繊細な部分を身につけることができた。

11.堂々とした態度

“女性は強い男が好き”は私のセオリーだが、アメリカも例外ではない。そして外人たちからすると我々の謙遜的な態度が時に弱かったり、時に卑屈に映ってしまう。例えば首を軽く動かす会釈だったり、相槌の「うんうん」であったり。こういったものは意識しないと時々出てしまう。日本人の定義される”堂々”と、アメリカで定義される”堂々”は違うとアメリカ人たちを見て感じた。加えて、現地PUAたちも私よりは堂々と見える態度を取っていた。それからは自分が日本風のおかしな動作をしていないか気を配った。ちなみに日本風の動作については、逆に和みネタとして1つのルーチンへと昇華した。

告知

4/17(日曜)16:30より御茶ノ水で海外ナンパベーシック戦略セミナーを行います!
ざっくりアジェンダ
・アメリカの現場で私が目にしてきたもの
・海外ナンパに必要なマインドセットと英語
・現地PUAから学んだ海外ナンパのベーシック実践例
・外人チャンネーとの英語和みのヒント
・グループセオリーと主導権の考え方
・スペシャルゲストLAナンパツアーエースのロデオ氏登場
※内容は一部変更があるかもしれませんので、予めご了承下さいませ。
以前行った海外ナンパセミナーとは内容を変えてLAでのナンパ経験を通して、より実戦に必要なノウハウがお話できたらと思います。このエントリーで書いたものも深堀りしていきます。基本的には声かけから和みまで海外ナンパで汎用性が高いものをお話します。同会場で14:00から女性と仲良くなる本質を語るセミナー(こちらは以前と内容は同じになります)も行います!1部&2部通し参加で参加費がお得になりますので、ぜひご検討下さいませ。次に世界を舞台に日の丸を背負うのはあなたの番です。

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海外ナンパnote

3 件のコメント

  • 一気に読みました!
    セフレから本命になる方法教えて下さい(/ _ ; )

  • >しかしターゲットの母数が圧倒的に少ないLAでは、座ってるチャンネーを持っているほどの余裕はない。

    これ、気になります。ナンパは主にクラブやバーでされてたんですか?
    私はオーストラリア在住で昼のナンパをする者なんですが、僕が住んでるところも男の比率が高い気がします。

  • >山田さん

    オーストラリアでナンパしてるんですね!クラブやバーでもやりましたし、モールや路上でもやっていましたよ!人の数が東京に比べれば圧倒的に少ないのでモールや路上のベンチなどでボーっとしてる人も少ない所が難しかったですね!